プジョー3008の車内を静かにしよう。
なぜ急に「静音計画」を思いついたのか?
先日、エンジンオイルのフィラーキャップをうっかり閉め忘れまして、エンジンオイルをエンジンルーム内に噴出させてしまったんです。
エンジンルーム内に飛び散ったオイルはディーラーにて洗浄をしてもらったのですが、ボンネットの裏側の遮音材(ボンネットインシュレーター)に沢山のオイルが染み込んでいるようで、この部分のオイルは完全には除去できませんでした。

この部分は、エンジンオイル注入口からオイルが噴出した場合にオイルが直接当たる場所なので、しょうがないですね。
ボンネットインシュレーターにオイルが染み込んだまま放置しておくと、冬場はいいとしても、夏場になってエンジンルームが特に高温になった場合に発火の恐れがゼロではないので、できれば交換した方がいいと言われました。
でも、ボンネットインシュレーターの価格は税込みで21,340円もするんですよ。
それだったら、自分でボンネットインシュレーターを取り外して納得いくまで洗浄すればいいかなと思い、取り外して洗剤で洗いまくりました。
「もうオイルの成分はほとんど残っていないだろう」というくらいまで洗って乾かしたのですが、乾いてもやはり触るとオイルが手についてきます。 まあ、発火するようなレベルではないと思うのですが・・・。
で、思いついたのが、エンジンルームからのノイズを低減する”静音シート”を使ってボンネットインシュレーターをカバーしてしまおうということです。
このエーモン社のエンジンルーム静音シートは耐熱性であり、断熱効果もあるので、オイルの染み込んだボンネットインシュレーターの上に貼ることによって熱のガードにもなりますし、さらには本来の目的である静音の効果もあるので、一石二鳥だと思ったんです。
それならば、ついでに車内を少しでも静かにしてしまおうということで、エーモン社の『静音計画』シリーズの、『ロードノイズ低減マット』も買うことにしました。
私は以前に乗っていた車でもエーモン社の『静音計画』を使っていたことがあり、その時も高い効果を感じていました。
前の車は、エンジンルーム静音シート、フロアとトランクにロードノイズ低減マット、風切り音低減モールなどをセットで使ったので、特に高い効果を得られたんだと思います。
元々がそれほど静かな車ではなかった(アメ車)というのもあり、明らかに効果がありました。
プジョー3008は、それほどうるさい車でもないので、今回はそこまで凝ってやるつもりはないですが、最低限のエンジンルーム静音シートと、ロードノイズ低減マット(フロントとリア)を使ってみることにしました。
ま、それほどうるさくはないと言っても、ディーゼルエンジンなのもあり、エンジン音は意外と気になりますけどね。
どれを買った? サイズは?
『エンジンルーム静音シート』は”乗用車用”と”ミニバン用”の2つのサイズがあるのですが、プジョー3008のエンジンインシュレーターの大きさに合わせようとすると、どちらもサイズが合いません。
ミニバン用だと、幅は合うけど奥行きが短すぎるし、乗用車用だと、幅は足りないけど奥行きが余るんです。
なので、乗用車用を買って、幅の足りない分を奥行きの余っている分から持ってきて貼り合わせて使うことにしました。(前の車もサイズが合わなかったので、そうしてました。)
私が買ったのは以下のものになります。
エンジンルーム静音シート(乗用車用)⬇︎
ロードノイズ低減マット(フロント用)⬇︎
ロードノイズ低減マット(リア用)⬇︎
取り付け方
簡単です! 小学校の図画工作レベルの作業でOK。
エンジンルームは、こんな仕上がりになりました。

これなら引火する恐れもなくなるし、静音効果も期待でき、一石二鳥です!
取り付けや効果については動画を撮影してみたので、3008で「静音計画」を使ってみたいと思っている方は参考にしてみてください。
⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎
さて、効果はあった?
効果は動画で比較してみてはいますが、いまいちわかりにくいかもしれませんね。
Youtubeにも、施工前と施工後の違いを騒音計を使って測っている動画が沢山アップされていて、大体みなさん1〜2dBの騒音低減を体感しているようです。
また、Amazonのレビューも評価は高くレビュー数も多くて、「効果があった!」と言っている人も多いです。 「微妙」とか「よくわからなかった」と言っている人もいますけどね。
「すごく効果があった」と言っている人もいますし。
まあ、総合してみると概ね効果はあるということですね。
前に乗っていた車と今乗っている車で2回施行したことのある私も「効果はある」と断言はします。
ただ、満足できるレベルの効果なのかどうかは人それぞれの感じ方次第かもしれません。
私は自己満足レベルですが、やって良かったと思っています。
運転する人にとっては、その自己満足が一番大切だと私は思います!
気持ちよく運転することが、きっと安全運転につながります。
追記:ディーゼル車には特にお勧めかも
「静音計画」を施行してから、しばらく乗った感想です。
いつも走っている道を走る時に、ロードノイズやエンジン音が明らかに今までと違います。
そして、ロードノイズよりもエンジン音に特に効果があった気がします。
プジョー3008GT BLUE HDiはディーゼルエンジンなので、エンジン音はもともとうるさいですが、それが明らかに小さくなったんです。
今までは、加速時にエンジンが唸っている音が気になるくらいに車内に聞こえてきたんですが、それがかなり低減された感じです。(アイドリングの時の音はあまり変わらないというか、今までもそんなにうるさいとは思ってなかったので)
なぜか? 理由を考えてみました。
静音シートは、ボンネットの裏に貼ってあるので、運転席とエンジンルームの間の音を遮る効果はないはず。多分ですが、ボンネット裏に貼った「エンジンルーム静音シート」によって、エンジン音が吸収され、ボンネットに共鳴していたエンジン音が響かなくなったからという感じではないでしょうか?(あくまでも推測ですが)
Youtubeにも、このエンジンルーム静音シートを取り付けた実験動画が結構アップされていますが、みんな「効果があった」と言ってます。
私は騒音計とかを使って実験したわけではないですが、体感として静かになったと思っています。
これが、仮にプラシーボ効果だったとしても、「静かになった」という満足感を得られているわけですから、成功だと言えるでしょう。
元々は、エンジンオイルフィラーキャップ閉め忘れてオイルをエンジンルームに噴出させてしまったのdがきっかけでしたけど、オイル噴出をしてなかったらきっと静音シートを使うことはなかった(そういう考えには至らなかった)んだろうなと思いました。
コメント