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プジョー3008GTのホーン(クラクション)の音

装備や機能の紹介
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今回は、プジョー3008のホーンの音を録ってみました。(映像付きです)

車内から聴いた音、車外で聴いた音を、いずれも地下駐車場(残響音あり)と屋外での2パターンで録ってみました。

車内で聴く音は小さめなので、車内の静粛性が高い事がわかります。
車内からは何度も音を聞いた事があるのですが、今回、撮影のために車外で聴いてみて、意外にうるさくてびっくりしました。

車のクラクション(ホーン)は、日本語では”警笛”もしくは”警音器”と言いますが、会話で使ってる日本人はほぼいません。日本語なのに。

日常会話で 「後からきた車から警音器鳴らされちゃったよ」とか、言いませんよね。(笑)

ロック系の歌の歌詞が「ざわめく都会の喧騒、鳴り響く警笛」とかだと演歌っぽくなります。(まあ、それはそれで悪くないかw)

自動車の警笛は、日本では一般的に『クラクション』などと呼ばれていますが、実はクラクション(Klaxon)というのは昔の自動車につけられていた警音器で、商標(商品名)だったのです。

欧米では『Horn(ホーン)』と呼ぶのが一般的かと思われます。

外国の車のホーン(クラクション)の音って、日本車とはちょっと違うんですよね。
外車のクラクションは、ふくよかな感じで、文字で書くと『パーッ』というような感じです。
国産車は音程が濁音の混ざるような薄っぺらい『ビーッ』という感じです。

私はドイツ車、イギリス車、アメリカ車と乗り継いできまして、今回はフランス車になったわけですが、いずれも『パーッ』という音でした。 なので、日本車のレンタカーを借りたり、友人の車に乗せてもらったりすると、その違いがよくわかります。

なぜホーンの音が違うかと言うと、そもそも音を鳴らす仕組み自体が違うからです。
簡単にいうと、日本車のホーンは電子音を鳴らす『平型ホーン』を使っていることが多く、外車のホーンは空気の振動で鳴らす『渦巻型ホーン』を採用していることが多いです。

平型ホーンの形はこんな感じ⬇︎


渦巻型ホーンの形はこんな感じ⬇︎


渦巻型の方はラッパのように共鳴管状になっているので、ふくよかな音が出そうですよね。

平型ホーンの方がコストが安いので、日本車では大衆車をメインに広く使われています。ただ、日本車でも高級車になると渦巻型を採用している事もあります。しかし高級車であっても平型ホーンの安っぽい音が出てびっくりすることもありますが・・・。
私は楽器のトランペットをやっていたのですが、トランペッターとしては渦巻型のホーンの音の方が「いい音」だと感じます(笑)

車好きな方は、ホーンの音に拘る方も多く、自分の好きな音の物に変えたりしていますよね。
カー用品店に行っても、色々な音のホーンが売られていて、試奏(試聴)も出来たりします。

私は実はプジョー3008のホーンの音は完全に気に入っているわけでもないのですが、まあ合格の範囲なので、わざわざ交換したりするつもりはないです。

車のホーンは『警笛』または『警音器』と言われるくらいなので、どちらかというと耳障りなほうが効果はあると思うんですが、お礼などで軽く鳴らすときは外国車の『パッ』のほうがトゲトゲしくなく柔らかい感じがします。 そのほか、信号待ちで青になったのに前車がなかなか出発しないときに、「青になりましたよ」という意味で、軽くクラクションを鳴らして出発を促したりすることもありますが、この場合でも柔らかい音の方が良い気がします。『ビッ』だと「早く行けよ」というニュアンスにも捉えられかねないと思ったりします。
外車でも日本車でも、ちょっと長めにクラクションを鳴らしてしまうと『怒っている』という表現に捉えられてしまう事が多いので、ホーンでお礼を表現する場合は、短めに一瞬だけ鳴らすのが良いですね。(鳴らし方は車によって感触が違うので、意外と調整が難しかったりします。)
しかし、音色や長さがどうであれ、鳴らされた事自体を不快に思う人もいます。

ホーンで”お礼”や”怒り”を表すといういう使い方は、実はダメだったりするんです。
むやみやたらにクラクションを鳴らすのは道交法違反なんです。

道路交通法では、「車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。」と定められています。

でも、私は路肩に駐車していて邪魔なパトカーには、遠慮なくホーンを浴びせます。
『危険を防止するためやむを得ないとき』に該当するからです。
もしかしたら、パトカーから急に警察官がドアを開けて出てくるかもしれないし、警察官がパトカーの陰から急に道路に飛び出してくることも考えられますからね。

あ、話が逸れてしまいましたが、皆さんも無闇にホーンを鳴らさないよう、安全運転を心がけましょう!

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