先日、『クルーズコントロール故障』というエラー表示が出ました。
症状と照らし合わせて色々調べたら、バッテリーの寿命が近くなっている前兆ぽかったので、バッテリーを交換しました。
バッテリーを交換してからはアイドリングストップもするようになりエラーも出なくなりました。
しかし!半月後にまた『クルーズコントロール故障』の表示が出たのです。
バッテリー交換をしてから半月後に長距離ドライブに出かけた時のことです。
東京から兵庫県姫路市まで一般道で往復したんですが、その帰りに静岡でちょっと雪に降られたんです。路面に降り積もるほどではなかったものの、前方が見えにくくなるほどの吹雪でした。

その中をしばらく走っていると、突然、警告音と共にエラー表示が・・・・
今回出たエラー表示は、「自動ブレーキ故障」と「クルーズコントロールシステム故障」という2種類でした。表示内容はうろ覚えです。「なんだなんだ?」と思っている間にエラー表示は消えてしまうんですよね。
エラーは時間をおいて3回くらい出た気がします。 でも、表示はずっと出ているわけではなくて、すぐに消えてしまうんです。(なので写真は撮影できていません)
「先日のクルーズコントロールのエラーはバッテリー劣化のせいではなかったのか?また修理になってしまうのか?新車保証はもう切れてしまったし・・・また出費が・・・」などと少し憂鬱になりながらしばらく走行。
まあ「自動ブレーキ故障」と「クルーズコントロールシステム故障」が本当でも、走行には支障がないのでとにかく家に帰るのみです。
走行しているうちに雪は止み、道路が乾いているところまで走ってきたので、クルーズコントロールをONにしてみたのですがダメでした。
『Activation denied, conditions unsuitable(起動を却下、条件が適切ではない)』との表示が出るのです。

いつもと違うのは。スパナマーク(メンテや修理が必要だというマーク)が出ないというところです。
そこでふと思ったのは、「もしかして、障害物や前方走行車を検知する”ミリ波レーダー”のところに雪がついているのでは?」ということです。
路面や車に降り積もるほどの雪ではなかったものの、かなりの吹雪でしたので、それは考えられます。
車を止めてチェックしてみると・・・

やっぱり!!
ミリ波レーダーが出る場所が薄い雪に覆われていました。
これじゃ、前を走っている車や障害物を検知できないのでエラーになりますよね。
雪は止んでいて道路も乾いていますが気温は3℃くらいだったので、走行していてもそう簡単には溶けなかったようです。
こういうエラーは『雪国あるある』らしいです。 雪国のディーラーさんでは、冬になるとこのエラーによる問い合わせが増えるみたいです。
まあ、雪が降っていたり雪が積もっているような場所でクルーズコントロールを使おうなんて思いませんし困ることもないですが、こんな表示が出ると焦りますよね。
ミリ波レーダー部分についていた雪を払ったら、クルーズコントロールが使えるようになりました。
故障じゃなくてよかった!!
追記:パーキングシステムの故障表示も出ました
後日、再び雪が降る中を走る機会がありました。道路に積もるほどではありませんでしたが、かなりの雪が降り続けていました。
そして、再びクルーズコントロールのエラーが出ました。今回は原因がわかっていたので、驚きませんでした。
しかし、しばらく走り続けていると、警告音が鳴り、今度は別のエラーが表示されました…。
“パーキングセンサーシステムの異常を示す警告”です。警告内容はすぐに消えてしまったため、表示された正確な文言は忘れてしまいましたが…。
さらに、今回はスパナマークも表示されました。クルーズコントロールシステムのエラー時にはスパナマークは出ませんでしたが、今回は出たんですね…。

これももちろん雪による影響なのは想像できました。
おそらく車の前方に付いている障害物を感知するセンサーに雪が付着してしまったんだなと。
家に帰ってみてみると、車の前面のあちこちに雪が付着していました。
特にナンバープレートとミリ波レーダーには、しっかりと雪が付着していました。これじゃ何も検知できませんね。

撮影時には溶けてしまっていましたが、車の前面下部の両サイドにあるセンサーにも雪が付着していたため、上記のエラーが発生したのではないかと思われます。
もちろん、付着した雪が溶けると、すべてのエラーが解除されました。
雪国の人々にはこれらの現象が日常的なことかもしれませんが、知らないとちょっと焦ってしまいますね!
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