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レーダー探知機をユピテルからBLITZ最新機種(TL315R)に買い替え。 自称”安全運転”な私が、なぜレーダー探知機を使うのか?

パーツやカー用品等のインプレッション
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ユピテルの最上位機種(購入当時)A1100を、BLITZの最上位機種『TL315R』に買い換え!

この度、レーダー&レーザー探知機を新調しました。
ユピテルのレーザー&レーダー探知機の最上位機種『SUPER CAT PREMIUM LINE A1100』から、BLITZ(ブリッツ)の最新最上位機種『TL315R』に買い替えたのです。

私はリアルタイムで最新情報を入手したいので、無線LAN内蔵のSDHCカードもセットで購入しました。
無線LANカードとセットで送料無料で43,631円でした。高い!(2024.11.26に購入)
レーダー&レーザー探知機にこんなにお金をかけるのは初めてです。
まあ、昨今のインフレにより、レーダー探知機の値段も上がっているのかもしれませんが・・・
今まで使っていたYUPITERUのA1100は2023年4月に買ったのですが、無線LAN内蔵で33,231円でした。最上位機種ですが、WEB販売専用でした。同社の”LS1100″と同等品ですが、説明書がWEBからのダウンロードのみで梱包も簡易的なモデルです。

今回買ったBLITZ TL315Rは、無線LAN用SDカードが別売なので、ユピテルを購入した時よりも1万円も高いです。
1万円と言えば、ユピテルのデータダウンロードの年会費2年分です。
まぁ、その分ブリッツはデーターダウンロードは完全無料ですけどね。
2年間使えばペイできる金額ですが、その頃にはまた新しい機種を買っていそう・・・。

私は、レーダー&レーザー探知機歴20年以上になりますが、常に上位機種を使っていて、データ更新も極力付けるようにしています。 常に最新データの状態で運用したいのです。

なぜ買い替えようと思ったか?

レーダー&レーザー探知機は1年半ぶりの買い替えになりますが、なぜ買い替えようと思ったか?
私は大体2〜3年毎に新しい機種に買い替えているのですが、今回は新レーダー波移動オービス”MSSS”の受信性能アップに加えて、可搬式新型小型オービスJMA-520とJMA-401(レーダーパトカー)に対応した機種が出たから、というのが理由です。
小型オービス『JMA-520』と『JMA-401(パトカーに搭載)』は、現時点では北海道、愛知県、新潟県、岡山県、静岡県、三重県、長野県、和歌山県、島根県、福岡県、佐賀県、大分県などで導入されているそうですので、東京在住の私にはあまり関係なさそうですが、私は結構全国あちこち車でドライブに行くので、念のために少しでも多くの取り締まり機に対応していたほうがいいんです。新しい取り締まり機に出会う確率は低そうですが、そのうち導入地域はもっと増えるかもしれませんし。

もう一つは、ユピテルに少し不満があったからです。
ユピテルは最新情報の更新が有料なのです。 ユピテルのA1100は最初は無線LAN運用していたのですが、ユピテルの最新データ更新は年間4,950円かかるんです。 最初の1年間は契約していて、全国あちこち走り回ったのですが、あまり情報更新の恩恵を感じなかったので、その後は契約をしていませんでした。(でも、最新情報は欲しかった)

今回買ったBLITZは最新情報の更新は無料ですし、機能にも期待しての買い換えです。
とはいえ、無線LANのSDカードも付けたので、無線LAN内蔵のA1100よりも1万円高いです。
結局、ユピテルのデータ更新の年会費2年分高くなるわけです。最低でも2年は使わないといけませんね。 

まあ、最新機種に新調したわけですし、ブリッツはユピテルよりも受信データの内容が充実しているはずなので、よしとしましょう。

ただ、ユピテルも『JMA-520』に対応してきましたし、無線LAN内蔵でBRITZよりも7,000円ほど安いので、ユピテル派の人は、ユピテルの最上位機種を買った方が安く済みます。



しかし、私は今回どうしてもBRITZを試してみたくて、ちょっと高くてもBRITZをチョイスしました。
さて、高いだけの価値はあるのかどうか????
ちなみに、私も以前はBRITZの前身である『コムテック』の製品は使っていたことがあり、満足はしていました。

今まで使っていたユピテルA1100はMSSS対応だったが、効果はあったのか?

今まで使っていたユピテル(Yupiteru)A1100の主な特徴は以下のとおりです。

発売時の謳い文句(2023年4月発売)
業界初 新レーダー波移動オービスMSSSに対応。
無線LAN搭載のフルスペック。エンジンONで各種データを最新情報に自動更新。
ユピテル製レーダー探知機 レーザー探知性能 史上最強。探知範囲水平約60°。
大画面3.6インチ液晶搭載、静電式タッチパネル搭載、1ボディタイプ。

近年、色々な地域で導入が進んでいる移動式速度取り締まり機『MSSS』に初めて対応したという機種でした。
では、使っていた1年7ヶ月の間、移動オービスに効果があったかという話です。

私は車であちこち走り回るので、GPSデータによる固定の取り締まり情報には何度か救われました。しかし! 移動取り締まり(レーザーやレーダー)には、1回しか遭遇しなかったんですよ・・・・

その1回遭遇した時の話です。
群馬県の榛名湖に向かう直線道路でレーダー探知機が鳴ったんです。
見通しの良い直線道路だったんですが、かなり遠くからレーダー探知機が鳴り始めました。
結局、その先でレーダー取り締まりをやっていました。

しかし! この取り締まり場所の直前にはメロディーライン(メロディーロード)があるんです。
メロディーラインというのは、道路に細かい溝が掘ってあり、車がその上を一定の速度(法定速度)で走行すると、タイヤを伝わって車内にメロディーが流れるという道路なんです。
私はメロディーラインでメロディーが流れるのを楽しんでいたために、速度を出しすぎることもなかったにだと思います。 でも、メロディーラインのメロディーを聴いている間、レーダー探知機がけたたましく鳴って邪魔になってました笑
レーダー探知機は、しっかり取り締まりのレーダーを受信していたわけです。

しかし、取り締まりをやっていた場所は、確かメロディーラインが終わった先だったと思いますので、メロディーラインを堪能した後にスピードを上げていたら、もしかしたら捕まっていたか可能性もあります。

これが、取り締まりをやっていた道路です↓

画像はGoogle Mapより

⬆︎この直線道路奥の、メロディーラインが終わった先に機械を設置して獲物を待っています。
しかしまあ、こんなスピードが自然に出てしまうような直進道路でスピード取り締まりをするなんて、警察も意地汚いですね。
ここ、制限速度は時速50キロなんですよ。取締りのためにわざと低くしているのではないかと思います。 人は歩いていませんし、歩道はありませんが路側帯はありますし、時速60キロ制限でも問題ない気はしますが・・・。 制限速度って誰がどうやって決めているんでしょうね?
この道、時速50キロで走ってたら結構だるいですよ。しかも、見通しは良く、途中に側道もないのになぜか追い越し禁止なんです。もしかしたら、速度違反と同時に追い越し車両も狙っているのかもしれませんよ。
とにかく、警察は交通安全とかはどうでもよく、完全に自分たちの利益のことしか考えてないのがよくわかります。 あんな意地汚い奴らに対抗するには、こちらもレーダー探知機で自衛するしかないのです。 
「スピードを出さずに道路標識と交通ルールに従って安全運転すればいいだけ」と言われるかもしれませんが、誰にだってうっかりスピードオーバーの経験はあるはずです。道路標識とスピードメーターばかり気にしていたら、それこそ危ないです。
なので、安全運転のための情報を提供してくれるレーダー&レーザー探知機は、うっかり違反を防ぐための大切なパートナーです。

BLITZ(TL315R)の良いところ(ユピテル A1100と比べて)

(※まだ使い始めて間もないので、使っている途中で何か気になることがあれば、今後も情報をアップデートしていく予定です。)

ブリッツTL315Rは本体の操作性が良いです。
本体の画面(操作面)を比べてみましょう。

ユピテルにはメニューの表示がないので、何をするにもまずは画面タッチしてからメニューに行かなくてはなりません。

しかし、ブリッツTL315Rは、画面の両側に常時表示されるメニューが付いていて、これが意外に便利なんです。
右側のメニューは音声のボリュームと消音です。ボリュームなんてあまりいじる機会がないと思っていたんですが、意外と使うんです。最近は車内でハンズフリーの電話をすることが多くなったんですが、ハンズフリーでの会話中にレーダー探知機が鳴ったり喋ったりすると会話の邪魔になるんです。特にハンズフリーだとナビやレーダー探知機の音声を拾ってしまい、通話相手にはうるさく聞こえるようです。 なので、警報音のミュートやボリュームダウンが簡単にできるのは良いです。
ユピテルA1100の場合、ボリュームをいじるためには一度画面をタッチしてから音量画面を出すというワンクッションがあったんですが、TL315Rはそのまま待受画面のボリュームを触るだけで音量調整や消音ができます。
左側のメニューは、待受画面の変更や液晶表示OFF、走行モードの切り替え、ユーザーポイント投稿、地点登録などが行えますが、ユーザーポイント投稿がすぐにできるは特にいいです。
とにかく、音量調節がすぐに行えるのが一番便利だと感じました。
私の場合、レーダー探知機は一度色々設定してしまえば、基本的にはあまり操作をすることはありませんが、ボリューム操作はたまにします。

あと、ブリッツTL315Rは、スマホから設定変更が行えます。
探知機の設定は、一度やってしまえば頻繁にいじるものではないですが、初期設定(色々とカスタマイズする場合)は意外と時間がかかりますし、本体を設置してからいじるのは体勢的にもキツかったりします。ですので、スマホから設定できるのは地味に便利です。

★TL315Rは取締り情報(GPS情報)が充実

GPSデータ登録件数は、ユピテルA1100の”16万8千件以上”なのに対して、ブリッツTL315Rは”21万件以上”となっています。

取締・検問データに関しては、ユピテルA1100が”6万件1千件”以上なのに対して、ブリッツTL315Rは”7万8千件以上です。 (”以上”と書かれているのは、データ更新による追加や削除があるので、件数が変更になるからだと思います。)
とにかくデータ量はブリッツの方が圧倒的に多いですね。 取り締まりの情報は、質よりも量が大切だと私は思っています。情報が何もないよりは、情報があって注意するに越したことはありませんから。

無線受信バンド数も、A1100は14バンドなのに対して、TL315Rは18バンドです。でも、ユピテルも最低限の無線は受信できるようにはなっていて、ブリッツの方はそれに加えてタクシー無線やら高速道路管理車両無線などの普通ならあまり必要のない無線も受信できるようになってるだけです。(それらを受信して何か役に立つのでしょうか?)まあ、おまけ程度ですかね。

あと、GPSの衛星受信数は、A1100が90基なのに対してTL315Rは82基です。A1100の方が位置精度は少し高いかもしれませんね。
うちは地下駐車場なので、駐車場を出るまではGPSを受信しないのですが、地下駐車場を出てからGPSを受信するまでの時間はユピテルの方が少し早かったです。 
あと、ユピテルの方は『気圧センサー』と『標高データ』により、例えば一般道の上に高架の高速道路が走っている場合は、上の道を走っているのか?それとも下の道を走っているのかを識別できるということでした。 都心部はそのような道が多いのですが、実際に効果があったのかどうかはよくわかりませんでした。 

★TL315Rは、最新データの自動更新頻度が選べる。
ユピテルは、無線LANによる最新取り締まりデータやレーダー取り締まり共有データの自動更新頻度が少ないです。しかも、更新頻度が選べません。
BLITZは最短で15分間隔から選べるんですが、ユピテルは電源ON時に更新をして、その後は約2時間毎の自動更新となります。リアルタイム取締り情報は鮮度が命なので、あまり更新間隔が長いのも考えものです。
ただし、BLITZのユーザーの取り締まり投稿はそれほど頻度は多くないようです。でも、ユピテルはもっと投稿が少ないようです。さらに、ユピテルは他のユーザーと共有する為のリアルタイム取り締まり情報は一人につき、たったの4件しか投稿できません。 しかも、取り締まりポイントを登録しても音声では案内してくれません。それじゃ意味がないんですよ。 
私個人的には、取り締まりが行われていたらリアルタイムでどんどん投稿したいし、逆に誰かが投稿した情報もいち早く知りたいです。 それなのに4件しか情報が投稿できないなんて・・・・。新しく投稿したい場合は、過去の情報を消してからでないと登録できないんです。

これからの時代、移動式オービスによる不意な取り締まりも増えると思います。なので、ユーザーからのリアルタイムの報告(投稿)は非常に重要だと私は思います。

★リアルタイム取り締まり情報の充実
なので、ユーザーの取り締まり情報投稿に関しては、BLITZに軍配が上がると思います。
ただ、どれくらいの数のユーザーがどれくらいの頻度で情報を投稿しているのかは不明ではありますけどね。
しかし、TL315Rはレーダーとレーザーによる取り締まり電波を受信すると、自動的にユーザー間でシェアする機能も付いているので、その辺はBLITZが圧倒的に強いと思います。
このシステムは素晴らしい。 なので、BLITZのユーザー(無線LAN運用の)がどんどん増えて欲しいところ!
でもレーダー&レーザー探知機のシェアはユピテルが一番なんでしょうかね?

待受画面のカスタマイズに関してはBLITZの方がいい。

ユピテル、BLITZともに以下のカスタマイズができます。

⭐️待受画面(各種表示)のカスタマイズ
⭐️待受画面の壁紙のカスタマイズ(自分のオリジナルの壁紙を使える)
⭐️起動時の画像のカスタマイズ(起動時に表示される画像の変更。オリジナル可)
⭐️起動音の変更(オリジナルの起動音も入れられる)

両社ともに、待受表示は色々カスタマイズができるようにはなっています。
OBDを使っている人は色々な車両情報を細かく表示できます。
OBDを接続していない場合でも、色々な情報を表示できます。私はOBDは接続していません。(外国車は対応してない?)

私はOBDは接続していませんが、以下のような画面カスタマイズをしています。

壁紙はカーボンファイバー調にしました。(自分で画像を入れた)
メインの表示は時刻と日付を設定しています。
そのほかは、『当日の走行時間』、『車両電圧』、『エンジンをかけてからの運転時間』、『標高』を表示しています。
もちろん、他にも色々な項目を自由に選ぶことができます。
ユピテルになかったのが『車両電圧』の表示です。この電圧表示はどれだけ正確なのかは不明ですがバッテリー劣化の監視用として表示しています。
標高も、表示させておくと、山道を走っているときなどに「今どれくらいの標高なのか」を知ることができます。まあ、知ってどうする?という感じですけどね。
でも、例えば山梨県の平野(盆地)を走っている時などは、周りが山に囲まれているので実感できませんが、実は標高300メートルだったりして驚くことがあります。
そういう無駄なドライブ情報も楽しいものです。

BLITZ(TL315R)のだめなところ(ユピテル A1100と比べて)

★全国地図(フルマップ)に対応していない
ユピテルと比べて、これが一番ダメなところだと思います。
ユピテルはフルマップ(日本全国の地図)が収録されていますが、BLITZにはフルマップが収録されていません。
ユピテルは全国のフルマップに対応しているので、警報時に取り締まりの地点と自車位置が地図で一目でわかります。現在地がカーナビのように地図に表示され、取り締まり地点が同時に表示されます。これにより、登録地点が隣の道にあるのかとか、これから通過する予定の道なのかも一目でわかるのです。

ブリッツは警報の際に主要なオービスの場所などの地図は登録されていますが、全国の地図は収録されていないため、警報の際に取り締まり地点が地図で表示されないことが多いです。そのため、取り締まり地点が近くにあることはわかっても、具体的にどのあたりにポイントがあるのかが地図で確認できないことが多く、困ることがあります。
郊外の道路ならいいのですが、都心などの道路が沢山並走しているような場所ではいったいどの道に取り締まりポイントがあるのかさっぱりわかりません。
もちろん、近くに取り締まりポイントがあるということはわかっているので、注意して運転すれば問題ないのですが、やはり地図で確認できる方が安心です。

★音が悪い
ユピテルは本体のスピーカーから出てくる音(アナウンスなど)がクリアで聞き取りやすかったのですが、BLITZは少しこもった音(安っぽい音)に感じます。そのため、ユピテルからBLITZに乗り換えた直後は、音質の違いに違和感を覚えました。
聞き取りにくいわけではないですが、音質はユピテルの方が明らかに優れており声がしっかり通る印象です。ただし、初めて購入する人にとっては気にならないかもしれません。

★アナウンス(ナレーション)の音声が3種類からしか選べない。
BLITZのTL315Rのナレーションの音声は3種類から選べます。
1.男性
2.女性1
3.女性2

しかし、ユピテルA1100は5種類から選べました。
1.アナウンサー的な普通の女性の声
2.落ち着いた大人っぽい女性の声
3.色気のある女性の声
4.アニメ声(女性)
5.英語(女性)

こういうのって、一度設定してしまえばほとんど後から変えることはないですし、最初は気に入らない声だと思っていても、ずっと使っていたら慣れますので、どうでもいいんですけどね。
だけど、好みの声を色々選べるのは楽しいです。
しかし、ユピテルもブリッツも女性の声が多いですね。 なぜなんでしょうか?
レーダー&レーダー探知機を購入する人って男性が多いでしょうから、そのためですかね?

でも、なんだかんだ私はユピテルとBLITZ共に結局はデフォルトの音声で落ち着きましたけどね。

BLITZとユピテル、最終的にどっちがいいと思う?

色々と比べてみると一長一短という感じですが、BLITZもユピテルも基本性能はそれほど変わりません。
一番大きいのはGPSデータの更新が無料か有料か、の部分でしょうか?
ユピテルはフルマップ収録なのが良いですが、ブリッツのGPSデータ収録件数が圧倒的に多い。
そして、リアルタイムの取り締まり情報に関してはBLITZの方がいいと思います。
レーダー&レーザーの探知性能は、Youtubeなどの比較検証動画を見ると、同じ時期に出た新機種同士だとそれほど大きくは変わらなそうです。

総合して比べてみて、私は現時点ではブリッツで満足しています。

レーザー&レーダー探知機はエンターテインメントだ。しかも色々と役に立つ!

レーダー&レーザー探知機は、速度取り締まりのレーダー波やレーザー波を受信するだけではありません。
GPSの位置情報によって、固定式速度取り締まり機の場所はもちろん、過去に交通取り締まりや検問が行われたことがある場所なども教えてくれるのです。それがあるだけでもだいぶ助かってます。
しかも、それらの情報は無線LAN通信によって自動的にアップデートされますし、他のユーザーから投稿されたリアルタイムの取り締まりポイントなども教えてくれるのです。
BLITZの場合は、さらに取り締まりのレーダーやレーザー派をキャッチすると、自動的にユーザー間でシェアしてくれたりします。(無線LAN使用のユーザー間のみ)
 
その他、取締り情報以外の色々な情報も得られるのが良いです。
様々な情報をアナウンスするように設定しておけば、「冠水しやすいエリア」「踏切」「急カーブ」「事故多発地点」「トンネル」などなど、色々教えてえてくれます。
アナウンスを全部ONにしているとけっこううるさいので、必要な情報をお好みで選んでON/OFFできます。私は、面白いのでほとんどの情報をONにしていますけどね。
特に遠方のドライブが多い私には、助かる情報を色々教えてくれます。
県境や、公衆トイレや、見晴らしの良い駐車場(ビューポイントパーキング)、EV充電設備なども案内してくれます。(ビューポイントパーキングはユピテルだけかも)
“道の駅”によく行く私にとっては、道の駅が近くにあると教えてくれるのもありがたい機能ですし、標高を表示させたりもできるのも面白いです。 
ドライブ中、賑やかにはなりますが、私はそれが楽しいです。

そんな感じで、レーダー&レーザー探知機には、事前に危険予測ができる情報やカーライフに役立つ情報が沢山入っているのです。
私はレーダー&レーザー探知機をフルで活用するために、ほとんど全ての警報をONにしています。
最初は「色々喋ってやかましい!」と思いますが、アシスタントが隣に座って色々おしえてくれていると思えば楽しいですし、そういう情報を音声で得ることによって安全運転ができると思うんです。

私は基本的に安全運転なんですが、人間は誰でもうっかり違反というものは必ずありますから、そういう情報が得られるのはありがたいです。

レーダー探知機の高度計って、どれくらい正確なのでしょうか?

BLITZのTL315Rにも高度計は付いていますが、まだ買ったばかりなので、今まで使ってきたユピテルのA1100での経験談を書きます。

⬇これは、群馬県の志賀高原の『日本国道最高地点』に行った時のレーダー探知機の高度計表示です。

厳密に言えば、『日本国道最高地点』から600メートルほど離れた『渋峠駐車場』で撮影したものです。その渋峠駐車場のすぐ横にある『渋峠ホテル』の標高が2,152メートルだということなので、この高度計の表示はほぼ(ピッタリ?)合っているわけです! なかなか正確ですね。
でも、これはたまたまピッタリ合ってたという事も考えられます。

日本国道最高地点にて撮影。早朝でしたがほぼ満車。雲海を見ることができました。7月末の真夏でしたが、皆さん厚着でした。

よく、峠道を走っていると、道路脇に標高の表示が出ている事がありますが、それと照らし合わせてみると数メートルから十数メートル単位で違っていることもあります。でも、大体は合っているようです。 

ユピテルは、気圧センサーとGPSデータと標高データを元に標高を算出している感じがします。これはフルマップ収録だからできる技なんでしょうかね? なので、意外と正確のようです。

ブリッツの方はおそらくGPSのデータだけで標高を算出している可能性があります。GPSを受けない地下では標高が表示されなくなりますし。これはもうちょっと走ってみて検証してみます。

私はレーダー探知機を導入してからはスピード違反で捕まってません。

私は元々スピードは控えめで、安全運転をするほうだと思います。
しかし、レーダー探知機を装着していない頃は、何回かスピード違反で捕まったことがあります。
その時は、故意にスピードを出したのではなく、気がついたらいつのまにかスピードが出ていて、捕まったんです。 しかも、「こんな見通しのいい道が、なんで時速40キロ制限なんだよ? しかも誰一人守ってないじゃないかよ! 」というような道で取り締まりをやっていたわけです。まあ、大抵はそういうところで取り締まりをやってますよね。
要はまんまと罠にハマったわけですね。
それがレーダー探知機を導入するきっかけになったんです。

私は車での年間走行距離はだいたい25,000km前後で、日本全国あちこちにドライブに行くことも多いですが、レーダー探知機を装着してからはスピード違反で捕まったことはありません。
これはレーダー&レーザー探知機によるオービスの設置場所案内や、取り締まりポイント情報のおかげによるものが大きいと思います。
見ず知らずの土地に行くと、思わぬところで取り締まりをやっていたりしますし、知らない土地でのGPS情報は非常に助かるんです。
取り締まりレーダーを発射しない取締機(ループコイル)での取り締まり場所や、過去に取り締まりや検問が行われていた場所など色々な情報を教えてくれますし、上位機種になるとユーザーの投稿によるリアルタイムの取り締まり情報を知ることもできます。(私も取り締まりを見かけたら積極的に投稿するようにしています。)

私はレーダー探知機を付けるようになってからは、より安全運転を心がけるようになったと思います。

余談ですが、駐車違反(パーキングメーターを5分オーバーしてしまった)、と信号無視(直進矢印の青信号を勘違いして左折してしまった)では切符切られたことがあります。これはレーダー探知機ではどうしようもないですね。

どうせ買うなら最上位機種を!

レーダー探知機は、ディスカウントショップなどでは5000円くらいから売られていたりします。
でも、安い機種は機能があまりにも限定的で、最新の速度取り締まり方法の “レーザー取り締まり”にも対応していなかったり、GPSによる取締り情報にも対応していなかったりで、役には立ちません。
ですので、どうせレーダー探知機を買うなら、最上位機種を導入して、鉄壁の守りにしたいところです。
上位機種は確かに高いです。本体の価格だけでも3万円以上します。
データ自動更新をしたいなら無線LANカードが7千円くらい。
トータルで4万円近くかかります。
上位機種はGPSデータも随時更新されていきますし、ブリッツやユピテルは日本製で保証期間も3年ですので、使おうと思えば長く使えます。 
掛け捨ての保険だと思って!!!!

実際私も、レーダー探知機のおかげで何度か命拾いしていますし、安全運転のためのパートナーであり、運転がより楽しくなるエンターテインメントシステムだと思っています。
ドライブが好きで、車であちこちに出かける人なら、導入する価値はあるんじゃないでしょうか?

しかし、「毎日同じ道で職場と自宅を往復するだけで、休みの日には近所のショッピングモールくらいにしか行かない」という人には必要ないでしょうね。

レーダー&レーザー探知機の機能を余すことなく使いたいなら、無線LANは必須!

レーダー&レーザ探知機は『無線LAN』を使うと、レーザー&レーダー探知機の通信機能が使えるようになり、最新の取り締まり情報やGPSデータ等の自動更新や、リアルタイムでの取締ポイントのユーザー間共有が可能になります。(無線LAN対応機種に限る)

無線LANを使うと自動的にデータを更新してくれるので、”パソコンで更新データをダウンロードして、SDカードに入れてから本体を更新”などという手間もかかりません。 
スマートフォンにはたいていテザリングの機能が付いているので、スマホのテザリングをONにしておけばレーダー探知機がネットに繋がってデータをダウンロードしてくれます。(私は車用のモバイルルーターを使っています。)

ユピテルは、GPSデータの更新が有料(年間4,950円)なのが痛いところです。
BLITZは、GPSデータ更新は完全無料です。
私は、それもあって、今回BLITZにしてみたのでした。

今回BLITZを使ってみて、ユピテルよりはBLITZの方が、最新取締情報の取得(ユーザー依存も含めて)に積極的なイメージを受けました。
BLITZの無線LAN運用ユーザーが増えて、どんどん最新取締り情報の共有が増えることを願っています。

自動データダウンロードの頻度は?

BLITZは、自動データダウンロード時間の間隔が設定でき、最低15分間隔から設定できます。 
私は常に最新の情報を知りたいので、データーダウンロード間隔を最短の15分に設定しています。
データのダウンロード時間は数秒ですが。データダウンロード中は各種警告はストップするようなので、あまり頻繁にデータダウンロードをしていると、肝心な時にデータダウンロード中で警報が鳴らないという弊害はある可能性もあります。

ちなみに、ユピテルのレーダー探知機ではデーターダウンロードの間隔の設定ができません。
取扱説明書によると、電源ONのたびに自動的にダウンロードサーバーに最新データーの有無を確認し、連続運転中は約2時間毎に最新データの有無を確認しているらしいです。ちょっと頻度少なすぎかなと思います。

ユピテルもBLITZも、データーダウンロード中には一切の警報が鳴らないようなので、そこだけは注意です。

本体の設置場所はどうする?

私の車(プジョー3008)の場合、ダッシュボード上になかなかいい設置場所がないんですよ。
レーダー探知機はダッシュボード中央寄りに設置するのが理想なんですが、3008の場合はダッシュボード中央には純正のコントロールパネルもついていますし、仮にその後ろに探知機を取り付けたとしても見栄えがあまりよくないんです。(というか、画面が見づらい) 
かと言って、助手席側に設置すると遠すぎて探知機の画面が見えません。レーダー探知機の画面は注視するものではないですが、ある程度目視はできたほうがいいですから。

ちなみに、私の車の助手席側にはユピテルのレーザー専用探知機(単体で動作し、レーザー受信のみを警報するモデル)LS20を装着しています。

助手席側に取り付けられているユピテルLS20

これが私が助手席側に設置しているユピテルの『レーザー専用探知機 LS-20』です。
レーザー光受信のみに特化した探知機です。↓


シガーソケット電源に挿すだけで単体で動作し、レーザーを受信した時だけ警告します。(レーダー波は受信しない)なので、「すでにレーダー探知機を持っているけどレーザー受信には対応していない」という人には買い増しでおすすめです。実質6,000円くらいで購入できます。

なので、助手席側のレーザー探知はユピテルに任せて、ブリッツは運転席側につけることにしました。


結局、運転席側のダッシュボードに取り付けました。

悩んだ挙句、ここに取り付けました。ユピテルを取り付けていた場所にそのまま取り付けました。(写真はユピテルのA1100の時のものですが、同じ場所です)

レーダー探知機本体の幅の関係もあり、この位置よりも前方(奥)に取り付ける事ができません。
逆にもっと手前(運転手寄り)に取り付けてしまうと、ダッシュボードの傾斜やメーターパネルにより本体のレーザー受信部(レンズ)が隠れてしまい受信感度が悪くなりそうなので、この位置が一番適切だと判断しました。

しかし、夜になって気づいたんです。
この位置だと、夜になると運転席のサイドウインドウに探知機の画面が写り込んでしまうんです。

このようにサイドウインドウにレーダー探知機の画像が写り込んでしまうのです!

でも、よく見ると運転席のメーター類も一緒に写り込んでいます。レーダー探知機の映り込みの比ではないくらいです。
ということは、メーターは今までもずっとここに映り込んでいたはずなのですが、考えてみたら今まで一度も気になったことがありません。
画像でははっきりと映り込んでいますが、実際に運転してみると気になるものではありませんでした。慣れると、脳が映り込みをスルーするようになるようです。
さらにレーダー探知機は、周りが暗くなると照度センサーの働きによって画面の照度を自動的に落とすことができます(設定必要)ので、なおさら気にならなくなります。

『安全で快適なドライビングをサポートする”情報提供機器”』

私はレーダー探知機歴は20年以上になり、1〜3年毎に最新機種に買い替えています。
警察の取り締まり方法の進化にあわせて、レーダー探知機もどんどん進化しています。 
レーダー探知機(通称”レー探”)昔の “単に取り締まりレーダーを探知するだけのもの“と比べると、大幅に進化しました。
携帯電話が、ただのショルダーホンからスマートフォンまで進化したのと同じような感じです。
レーダー探知機は、今や取り締まりレーダーを受信するだけでなく、色々な情報をリアルタイムで得られるようになりました。

ユピテルは、レーザー&レーダー探知機のことを
『安全で快適なドライビングをサポートする情報提供機器です。』と謳っています。
また、『レーザー&レーダー探知機は、初めて通る道での”うっかり速度超過”の防止や、分かりにくい交通規制の対処に役立ちます。』と説明しています。

まさにそのとおりだと思います。 
「私はスピード出さないから、レーダー&レーザー探知機は必要ない」とは言ってられません。
“私は絶対にスピード違反をしない”という人でも、気づかずに違反をしている事は絶対にあります。(スピード違反をしたことがない人なんて皆無だと思います。)
特に、土地勘のない道や初めて通る道などではうっかり速度超過してしまうものです。
自然とスピードが出やすい道に限って法定速度が異様に低く設定されていたりする場所も多いです。
運転しながらすべての速度標識を把握し、法定速度をオーバーしないように走行するということは、ほぼ不可能なことです。
そして警察は、わざとうっかり違反をしやすい場所を狙って取り締まりをしている事がほとんどです。(取り締まりのためにわざと制限速度を低く設定しているとしか思えない場所も多々あります。)

警察は正義ではない

そうなんです。警察はうっかり違反が多い場所で見つからないように潜んでいたり、尾行したりして、違反する車を待ち構えてから捕まえるのです。 
彼らに、交通違反や交通事故を事前に防ごうという気はさらさらありません。
むしろ、どんどん違反してもらった方が嬉しいのです。なんなら、どんどん事故ってもらった方が仕事が増えて嬉しいのかもしれません。彼らの取り締まりのやり方を見ていると、そうとしか思えません。
交通安全なんかまったく願っていないのがよくわかります。

人間は誰にでも(標識などの)見落としやうっかり違反が絶対あるんです。警察官だってプライベートで完璧に交通ルールを守っている人は皆無でしょう。 警察官でさえ、交通違反をするのは当たり前で、強盗、強姦、詐欺、殺人、賭博、薬物・・・警察官の起こす犯罪も多岐に渡っています。
そんな警察のトラップにうっかりひっかかってしまわないためにも、レーザー&レーダー探知機から得られる情報は非常に有意義なものになります。 
レーザー&レーダー探知機は、うっかり違反を防いでくれる頼もしいパートナーなのです。

レーダー&レーザー探知機で自己防衛(事故防衛)を!

レーダー探知機があるから安心してスピードを出せるという事ではありません
大前提として、故意に暴走行為をする人は論外ですよ(ここ大切)

スピード取り締まりは、”気づかないうちについついスピードを出してしまうような場所”で多く行われています。しかも、そういうところに限って法定速度は低く設定されていたりするんです。「え?こんな見通しの良い直線道路なのに制限速度40キロなの?」みたいに、まるで罠のように・・・。
なので、うっかり標識を見落としてスピード違反になってしまう事は誰にでも絶対にあります。

高速道路では、制限速度100km/hだったのが、いつの間にか80km/hに変わっていることがあったりもしますが、レーダー探知機は、高速道路の制限速度が切り替わるポイントなども教えてくれます。警察はそういうポイントでわざと取り締まりをやってたりしますからね。
レーダー探知機はそのようなうっかり見落としそうな情報もちゃんと教えてくれるので、うっかり違反を事前に防ぐことができるのです。
また、GPSの位置情報により、様々な取り締まりのポイントを教えてくれるのも助かります。
速度取り締まりのレーダーを受信するだけではないのです。
とにかく、いろいろな情報をお知らせしてくれて、安全運転の手助けをしてくれる頼れるパートナーです。

あとは、東京都内だとパトカーのカーロケ電波(パトカーが本部に自車位置を送信するための電波)を受信するので、パトカーが近くにいることがわかるのも良いです。パトカーが近くにいるということは取り締まりが行われている可能性もありますし、「色々と注意をしなきゃ」と自然と気も引き締まります。 
レーダー探知機からカーロケ受信の案内があったときに実際にパトカーを見つけると(ちゃんと機能しているのが)嬉しくなったりもします。「あ、あそこにいた!」って。
(パトカーがカーロケを使っているのは、今や東京だけみたいですけど。)

レーダー&レーザー探知機は、頼れるナビゲーター

飲酒運転や携帯電話片手に通話しながら運転などというのは、故意なので救いようがないです。
しかし、スピード違反や一時停止不停止などは、標識の見逃しなどによるうっかり違反が誰にでもありうるのです。

ユピテルの説明にも
『レーザー&レーダー探知機は、初めて通る道での”うっかり速度超過”の防止や、分かりにくい交通規制の対処に役立ちます。』
と書かれていました。 

そのような“うっかり違反”を、事前に情報を得て防ぐためのものがレーザー&レーダー探知機です。
最近のレーザー&レーダー探知機は、スピード取り締まりのためのレーザー光やレーダー波を受信するだけではなく、GPSの位置情報やユーザーからのリアルタイム投稿などにより、日本全国の交通取り締まりの行われる場所を案内してくれますから。

それ以外にもドライブに役立つ情報を色々教えてくれるので、私はずっと”レー探”を愛用していて、ユピテル、セルスター、ブリッツ(旧コムテック)の国内大手3社の探知機は一通り使ってきました。

私は基本的に安全運転ではありますが、
これからもレーダー&レーザー探知機は、上位機種のものをずっと使い続けると思います。

ということで今回は私が買った、2024年11月発売のBLITZ TL-315R(無線LANのSDカード別途購入)について長々とレビューしてみました。


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BLITZ TL-315R

BLITZ TL-315Rと同等クラスのユピテルの一体型レーダー&レーザー探知機は、YK-4000 になります。(2024年8月発売)無線LAN内蔵です。↓

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