私の車(2019年式プジョー3008GT Blue HDi ディーゼル)は、DPF(粒子状物質浄化装置)の問題(欠陥)によりリコール対象になっていました。
しかも、すでにその症状が出ていたんです。(加速時に白煙が出る。)
このリコールに関しては、車検の時に一緒に対処してもらい(1ヶ月前)、その後、白煙は出なくなりました。
これとは別に、1年前に『排ガス制御システムの故障』により、アドブルータンクとポンプを交換しています。(これは新車延長保証により無償でした。)
ということで、排気ガス浄化システム周りは新品になったわけで、その部分に関しては当分安心して乗れると思ったんです。
ところが!!!!
リコールの修理を完了した約1ヶ月後のことです。(アドブルータンク&ポンプを交換してからは約1年)
夜の運転中、停車している時に、運転席の窓の外から白い煙が上がってくるのが見えたのです。
「え?」と思って、車を路肩に寄せて止めて車を降りました。
マフラー周りやボンネットを開けてチェックしてみましたが何事もなさそう。
「どこかの家とかお店から何かを焼いた煙でも出ていたのかな?」
と思い、そのまま家に帰りました
次の日、車に乗っていて、信号で停車中にまた運転席の窓の外に白い煙が一瞬見えたのです。
「え?」と思って、そのまま車を停めようかと思ったのですが、駐車できるような場所ではなかったので、安全な場所を探そうと思って少し走ったら、警告音と共にエンジンの警告マークとスパナのマークが点灯。
げ! 何が起こってるんだ? と思ったんですが、車を安全に止められる場所ではなかったので、とりあえずそのまま少し走りました。
そしてバックミラーを見ると、私の車は結構大量の白い煙を出しているのがわかりました。
リコール対象の不具合の時も、加速時に白煙を出してましたが、それの比ではないくらいの煙が出ています。
これはやばいと思い、どこかに車を止めてロードサービスを呼ぼうか、と考えました。
しかし、ちょうどディーラーまで車で10分かからないくらいの場所を走っていたので、一か八かそのままディーラーまで乗って行って、駆け込むことにしました。
そして、無事にディーラーに到着。
車をチェックしてもらったところ、車の後ろ面に白い灰がちらほら付いていました。
白い煙を吐いていたわけですから、灰(煤)も一緒に出てたんですね。
要は『排気ガスがちゃんと浄化されていない』ので白煙が出ていたのではないかとのことでした。
ということは、こないだのリコールに関係する不具合じゃないのでしょうか?
私は、その日の夕方と翌日にどうしても車を使う予定があったので、非常に困りました。
ディーラーの人には、「走行には問題はないと思うのでその用事を済ませてからの入庫でも大丈夫です。」と言われたのですが、いくら大丈夫だとはいえ白煙をバンバン吐いている車にはさすがに乗れないです・・・・。
というか、浄化されていない排気ガスを撒き散らしているので、環境にも良くないわけです。
この装置でディーゼル規制をクリアにしているのですからしょうがないのです。
ということで、急遽修理入院となりました。
翌日、診断結果の連絡がありました。
今回の不具合部分は、リアマフラー内部のアドブルーの噴射装置(インジェクター)とのことでした。
インジェクターの不具合で、アドブルーの噴射量が最大に亜なっていたとのことで、インジェクターの交換が必要との事。
ちなみに、リコールになって交換したのは『DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルター)』で、
去年、保証で交換したのはアドブルーのタンクとポンプとのことで、今回の不具合はそれらとは別物なので保証は聞かないとのことです。
なので、修理費がパーツ代込みで6万くらいかかると言われました。
ただし、今回の不具合に伴い、リコールで交換したばかりのDPFが汚染されてしまっているので、DPFの再交換に関しては無償で対応していただけるとか・・・・。
これで私のプジョー3008は、排ガス浄化装置関連の不具合が4回もあったことになります。
この系統の不具合は、プジョーのディーゼル車には結構多いと聞いたことがあります。
排気ガスをきれいにするための装置なので、実際は走行には影響がない部分ではありますが、つまらないところで不具合が出ますね。
というか、プジョーの排ガス浄化装置は不具合が多かったりリコールになったり、欠陥じゃないんでしょうかね?
費用は約6万2千円。
詳細は以下の通りです。
★アドブルーインジェクターパーツ 税込19,140円
★シール(パーツ) 税込1,320円
★アドブルーインジェター交換工賃 税込16,940円
★初期化作業工賃 税込4,620円
★フィルター機能浄化再生工賃 税込12,320円
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合計金額 税込62,040円
ということで、排ガス浄化装置は全体的に(パイプ以外)は新品になったということで、この部分に関しては暫く安心して乗れますかね。
追記(2024.9.2)
車が修理から戻ってきてから2日後。
夜の雨の中、50kmくらいの距離を一般道で連続走行したのですが、信号待ちの時に運転席の窓に白い煙が見えました。 信号が変わったのでスタートし、アクセルをふかしてもバックミラーでは白煙は確認できず。(雨なので見えにくかった)
次の信号待ちの時にまた白煙が見えました。私の車の後方から風に乗って流れてきている感じ。
9月1日とはいえまだまだ気温は暑いです。寒さによって出る水蒸気ではないと思います。
ただ雨が降っているので水蒸気を含めた違う要因かもしれないと思いつつ、安全な場所に車を停めマフラーの排気口を確認。白煙は出ていません。
翌日の晴れた日中に、アイドリング時や加速時に白煙が出ないかどうかを確認してみたのですが、問題はなさそう。
何かの見間違いだったのか? それともちょうどDPF再生中で溜まった煤を燃やしていたのか?
DPF再生処理中に排気管から白煙が出ることがあるというのを聞いたことがありますし。ただ、DPFを新品に交換して100kmくらいしか走ってませんし、そもそも今まではDPF再生中だと思われるような現象や白煙を見たことないですが。
直したばかりなのでさすがに故障はないとは思うんですが、100%ないとは言い切れませんよね。
交換したパーツがたまたま不良品だったという事も考えられなくもないですから。
何かあればディーラーに駆け込めばいいんですが、実は明日から仕事で東京〜福岡を高速道路で往復する予定があるのです。到着時間の予定などもあるので、行く途中に高速道路で症状が出てきたら流石に困ります。
走行に支障のない部分とは言われていますが、 白煙を吐きながら往復2,000キロは流石にきついというか、他にも色々影響が出てくる可能性もあるかもしれません。
でも、今日もちょこっと走ってきて、白煙は出ませんでした。
一応、予定通り福岡まで往復2,300kmの旅。行ってきます。
ちなみに、私を含めた大人3人に荷物満載で行ってきます。 燃費はどうなることやら・・・・
2024年9月9日追記
何事もなく、福岡までの往復2,300kmを走破できました。 白煙を噴くことはありませんでした。
雨の日に運転席の窓に見えた白い煙はやはり水蒸気だったのでしょうか?(真夏の暑い日でもマフラーから水蒸気は沢山出るのかな?)
とりあえず、修理ではちゃんと直っていたということですね。よかったです。
一番怖いのが、道中で白煙を噴くことでしたから・・・・・
今回は過去最高の燃費を叩き出しました。
プジョー3008すごいぞ!!!
衝撃の燃費はこちらに!!⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎
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