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プジョー3008GT Blue HDi 2回目の車検(129,530km)

不具合や修理の記録
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2019年7月に納車された私の『PEUGEOT 3008GT Blue HDi』は購入してから5年。
今回、2回目の車検を受けました。
走行距離は129,530kmなので、5年で約13万キロ走行したわけです。
北は北海道の宗谷岬。南は鹿児島の佐多岬まで行ったりもしましたから。

今回の車検は、リコール部分の修理や、保証内の修理も同時に依頼します。


まず、リコール部分の修理。⬇︎(DPFの交換です)


そして、エアコンの修理⬇︎(暖房が運転席だけ効かない)


さらには、ホーン(警笛)の修理(ホーンが片方鳴らない!!)

ホーンとエアコンの故障は、5年の延長保証で対応してもらいます。
というか、暖房が効かなくなるとかホーンが鳴らなくなるなんて今まで経験ないですし、他でも聞いたことないですけどね。  しかも、新車で購入してわずか4年(不具合発生時)ですから。

外国車はつまらないところに不具合が出ます。 

ということで、リコールや保証の関係もあるので、今回(2回目)の車検も正規ディーラーにてお願いすることにしました。
この車検と同時に新車保証(3年+延長2年)も切れるのです。保証が効くうちに不具合は直しておかなくてはなりません。

プジョーを購入してから、整備点検、修理、1回目の車検は、ディーラーでやってきました。
でも、やっぱりディーラーだと工賃が高いんですよね。 さらに、ここ数年で度重なる工賃値上げがありましたし。

タイミングベルトを交換した時には、特にその工賃の高さに驚きました。

この時は、ウォーターポンプの水漏れがあり、ウォーターポンプの交換の分は保証で対応してもらったのですが、ついでなのでタイミングベルト交換もお願いしたのです。タイミングベルト交換の時はウォーターポンプも一緒に交換するのが普通ですからね。 しかし、ウォーターポンプだけは保証で対応したにもかかわらず、総額27万円かかりました。 タイミングベルト交換で27万円ってちょっと高すぎると思うんです。パーツ代が17万円で、工賃が10万近いですからね・・・・。
ウォーターポンプの分の部品代と工賃は引かれてもこの数字ですから!
普通にタイミングベルトを交換したら、一体いくらかかるんでしょうか・・・・

保証が切れた後は、よほどのことがない限りディーラーに出すことはなくなりそう・・。

ディーラー車検の早期予約による特典

実は、今回(2回目)の車検は、ディーラーでやるのはやめておこうかと思っていました。
しかし、車検の半年前に、ディーラーからこのような案内が届いたのですよ。

車検を早期予約することによって色々お得になるという案内です。
平日に車検を行うことにより、車検時の部品代が10%OFFになり、エンジンオイル無料交換券がもらえ、代車も無料になるということでした。(代車が不要な場合は車検代が3,000円OFF)

この案内を受け取った時、「そんなに魅力的な特典でもないな」とは思ってましたが、新車保証が切れる前にディーラーで車検に出してしっかりと整備して、消耗品のパーツなども少しでも安く交換しておいた方がいいのかなと思い始めました。
たった10%OFFとはいえ、純正パーツが少しでも安くなるのはいいですし、エンジンオイル交換が1回無料になるというのも大きいです。 何せ、プジョーディーラーでオイル交換をすると2万7千円くらいかかるんですよ。。

フィルター込みとはいえ、オイル交換に2万7千円ってちょっと高すぎですよね。
大手カー用品店で100%化学合成のオイルを入れても、工賃合わせて1万円強くらいだと思うんです。

でも、私はプジョーの指定オイル『TOTAL INEO FIRST』を入れたいのです。
かといって、町工場やカー用品店でプジョーの指定オイルを取り扱っているところってないんですよ。

だけど、プジョーの指定エンジンオイルは、amazonで買っても5リッターで14,900円もするんです。 

Bitly

オイル自体が高い上にさらにディーラーの工賃が高いので、一回のオイル交換の代金が2万4千円くらいになってしまうのです。
物価の高騰もあるとはいえ、今まで乗ってきた車の中でプジョーが一番オイル交換にお金がかかります。まあ、今までオイル交換をディーラーでしたことがないからかもしれませんが・・・。(今まではずっと大手カー用品店でオイル交換してました。)

話が少しそれましたが・・・
まあ、その高いエンジンオイル交換が1回だけでも無料になるのは良いですし、部品代も10%オフになるようですし、最後にディーラーでしっかり整備しておくのも良いかなと思い、ディーラーで車検を受ける予約をしたのでした。

そして、予約した日がやってまいりました。
車を預け、代車に乗って帰宅です。
ディーラーの車検は1週間くらいかかるんです。
なので、1週間は代車で過ごすことになります。

代車はDS3のCROSSBACK Blue HDi(ディーゼル)です。
なんか見覚えあると思ったら、以前の修理の時の代車と同じでした。

1年ぶり。元気だったんだね!
あの時は500kmしか走ってない新車でしたが、総走行距離は5,500kmになっていました。


車検見積もり第一弾!!

車を預けた後に、車検費用の見積もりがきました。

なんと! 総額35万円!!!!

代行費用や点検料などが高いのは、これは仕方ありません。 
ディーラー車検は点検もしっかりやりますからね。
ちなみに、ブレーキオイル、エアクリーナーエレメント、燃料フィルター、エンジンオイル(フィルター含)の交換は自分で希望したものです。

しかし、よくよく見ると、保証で直してもらう予定の『ホーンの修理』や『エアコンヒーター修理』の金額も算入されています。 さらにはバッテリーの交換までお勧めされています。バッテリーコンディション45%ということで、交換を推奨しているようです。

しかし、バッテリー交換費用はでかいですね。だって、工賃合わせて79,310円です。約8万円ですよ。

前回バッテリー交換したのはちょうど2年前です。 純正のバッテリーを入手し、ディーラーではなく民間の工場にて交換してもらってます。 

その時はバッテリー代と工賃合わせて3万円強で交換できました。 

前回のバッテリー交換から2年で、交換からの走行距離は約5万キロです。 
確かに、そろそろ交換しなきゃというような距離かもしれませんが、期間としてはまだ2年しか使ってないですからね。 もうちょっと使えるのではないかと!
ということで、今回はバッテリー交換は見送ります。

あとは、燃料添加剤とホイールロックボルト交換(ノーマルボルトに交換)は外してもらいました。


不具合の修理に関しては延長保証を適用するようにしてもらって、再見積もりしていただきました。

車検見積もり第二弾!(修正後)

以下が最終見積もりです。

ほぼ半分の金額になりました!!!

運転席のヒーターが効かないのとホーンの片側が鳴らないのは保証にて対応してもらうことになりましたが、国内にパーツがないようなので、また日を改めて(パーツ入荷次第)修理してもらうことになりました。
まあ、どちらも急ぐものではありませんので問題ないです。ただ、また後日スケジュールを決めて入庫しなくてはいけないので二度手間ではありますが・・・・。

気になる項目

整備の項目については全て説明を受けました。

私がいくつか気になった項目について解説します。


=オパシメーター測定=(作業料3,080円)

オパシメーターとはディーゼル自動車の排気ガス中の粒子状物質を測定する機器で、ディーゼル自動車の排気ガス中の粒子状物質を測定する機器。ディーゼル車の車検の時はこの検査も必要なんだそうです。 というか、車検に必要な検査なら、これくらいはサービスしてほしいところですねぇ。

オパシメータ|あ行|大気環境に関する用語集|大気環境の情報館|大気環境・ぜん息などの情報館|独立行政法人環境再生保全機構
大気環境・ぜん息などの情報を発信し、患者やその家族の方のサポートを致します。

=ブレーキメンテナンスアシストキット= (料金4,620円)

ブレーキ系統の清掃と給油をするためのキットなんだそうです。
このサイト⬇︎に解説がありました。

車検のブレーキメンテナンスキットって?| メカニッククエスト
車のことならこのサイト

実際には清掃や給油をしなくても問題なく乗れるとのこと。このサイトにも「会社の利益の為の・・・」って書いてますね(笑)
居酒屋の”お通し”とか、耳鼻科の”ネブライザー”のようなものですかね。

とはいえ、ブレーキは大切な部分ですし、給油と清掃はするにこしたことはないですね。ここはケチってはいけないと私は思います。

=ホイールロックボルトをノーマルボルトに交換=(パーツ代 2,200円)

プジョーの純正アルミホイールにはロックボルトが付いています。
そのロックボルトを外すための専用アダプターがあって、車によって形状が違うので、ディーラーで作業する場合はそのアダプターも一緒に渡さなくてはなりません。

しかし、私のはそのアダプターが少し舐めてしまっていて遊びがあり、ロックボルトが若干外しにくくなっている(緩めるのにコツがいる)とのこと。 ディーラーは慣れているので大丈夫とのことですが、仮に出先でパンク修理とかでホイールを外すことになった場合、コツがわからないと外せないかもしれないそうなんです。 下手にやってしまうと、さらにアダプターが舐めてしまい、最悪はホイールが2度と外せなくなってしまうこともあるらしいです。
なので、ホイールロックボルトをやめて、ロックアダプタの不要なノーマルのボルトに交換しましょうという提案とのことです。 

ホイールロックがなくなるということは、ホイールが簡単に盗まれる心配が出てきますよね。
しかし、よく考えてみればプジョー3008の純正アルミホイールを盗難する人なんてまずいないでしょう。 ましてや、私の車のホイールは傷もついてたりしますし。

値段も1個550円 X 4 なので、次回車を預ける時に交換してもらうことにしました。
とはいえ、ボルトが1個550円ってかなり高いと思うんですけどね・・・
ただ、車検ではタイヤを外す作業が出てくるので、その時に交換して貰えば工賃は無料だったのですが、この作業だけを別でやってもらう場合は、工賃が発生してくる可能性があります。 でも、普通はこれくらい無料でやってくれますよね? ボルト自体も値段高いですし。 

=燃料添加剤補充= (添加剤11,990円+工賃23,100円=計35,090)

これってなに? 燃料添加剤を入れるだけで3万5千円!? 
謎の燃料添加剤!!!

ディーラーの説明によると、この”燃料添加剤”はパワーアップや燃料系統をクリーンアップするような類のものではなく、AdBlueのような役割(排気ガス浄化?)をする添加剤で、AdBlueのように専用タンク(?)があり、そこから少しずつ燃料に添加しているとのこと。(うろ覚えなので間違ってるかも?)
普通は20万キロとか乗らない限りは補充は必要ないそうですが、私の車はかなり距離を走っているので、そろそろ補充をしてもいいのでは?という提案だったようです。 しかし、35,090円はでかいですよ。 工賃が23,100円って・・ どんな作業をするんでしょうかね?  

ちなみに、この添加剤が減ってきた場合はAdBlue同様に補充の警告が出るそうなので、警告が出てから補充してもいいそうです。 なので、警告が出るまで補充しないことにしました。
クリーンディーゼルはAdBlueの他にそんな罠(?)があったとは!!!!初耳です。

この”燃料添加剤”は、見積書では PARTICULATE 【00009736A0】と書かれています。
Particurateとは”微粒子”という意味です。
ネットで検索するとそれほど情報は出てきません。 補充したというユーザーの話も出てきません。
補充するまで乗った人があまりいないということ? 

試しに『PEUGEOT 00009736A0』というワードで検索したのですが、なぜかロシア語(キリル文字)のサイトばかりが出てきます。たまにスペインやドイツも出てきますが、ヨーロッパのサイトばかり。欧州の車は長距離を走るので、需要があるのかも?
その添加剤っぽい画像や販売サイトが出てきました。 

例えば、このサイトです⬇︎ 

CITROEN PEUGEOT - 00009736A0 Засіб для сажового фільтру FAP/DPF Eolys Powerflex, 1л
Засіб для сажового фільтру FAP/DPF Eolys Powerflex, 1л код CITROEN PEUGEOT 00009736A0 для   , купити CITROEN PEUGEOT 000...

URLに”.ua”が付いているので、ウクライナのサイトっぽいです。ウクライナにもプジョーシトロエンが走っているんですね。
翻訳してみると『FAP/DPF煤フィルターツール』という品名になりました。
価格は4493rph. と書かれているので、日本円に換算すると16,016円となります。(2024.08.10現在)ということは、日本よりも高いです。

他のサイトも翻訳してみると『ディーゼル煤粒子フィルター洗浄液用タンク』とか『ディーゼルエンジン用燃料添加剤 Eolys Pewerflex Peugeot/Citroen』などと出てきます。
要は、DPFを洗浄する液をアドブルーに混ぜ込んでいるという事でしょうか? クリーンディーゼルにはそんなシステムまであったとは。 排気ガスをきれいにするためとはいえ、色々なシステムが使われているのですね。 ということは、その分故障する箇所も増えるということで・・・・。

しかし、なぜ日本のサイトが出てこないのかが不思議です。
日本では、この燃料添加剤の補充が必要なくらいまでの距離を乗る人が少ないのかも?

2回目の車検。覚悟していた予算内でおさまりました。

ということで、2回目の車検は終了しました。

不具合については延長保証(5年)で直してもらうことになりましたし、自分から進んで申し出た消耗品の交換などを合わせても、覚悟していた予算程度でおさまりました。

あと2年は乗るとは思いますが、 あと2年経つと、走行距離は18万キロは超えそうです。
その頃にはまた新たな不具合や修理が出てくるのも覚悟しなくてはなりません。

初めてのフランス車はちょっと不安ではありましたが、この5年間、思ったほどひどい不具合もなく13万キロ走ることができたと思います。

あと、延長保証に入っててほんとよかったです。
新車から5年間は安心して乗りまくりたい人は、延長保証に入ったほうがいいです!

404 NOT FOUND | プジョー3008ブログ(新車からの記録)
2019年式 Peugeot 3008GT Blue HDi オーナーの記録簿


リコールの修理で白煙が出なくなった!!!!

私の車は1年くらい前から、急加速時に白煙が出るようになりました。
通常の走行時やアイドリング時、緩やかに加速した時、停車中に空ぶかしした時、などは白煙は出ないんです。しかし、急加速をした時に白煙が出るんです。バックミラーに自分の車の白煙が見えるんです。
一度ディーラーに診てもらったこともあるのですが、その時は「問題ない」と言われたんですよね・・・
でも、クリーンディーゼルなのに白煙が出るのはおかしいと思っていたら・・・
今回のリコールですよ・・・・

走行には全く問題がないので、車検の時に一緒に対応してもらいました。何度も車を預けるのは面倒ですからね。 

ということで、車検ついでにリコールの修理もしてもらったんですが・・・・

白煙が出なくなりました!!!  

あの白煙はまさにリコール原因の症状が出てしまっていたということになりますね。 

よかったよかった。

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