AdBlue補充のお知らせ表示が出ても慌てる必要はありません。
先日、総走行距離45,600kmあたりでアドブルーの補充警告(?)灯がでました。
“警告”ではなく”お知らせ”ですね
“あと約2,400km走ったらエンジンがかからなくなるので、アドブルーを補充してください”ということです。
でも、焦る必要はありません。2,400kmというのは東京と福岡を往復できてしまう距離です。
なので、長距離ドライブ中にアドブルー切れになってエンジンがかからなくなるという事はまずありえません。
仮に、青森に住んでいる人が、ドライブに行った先の鹿児島でアドブルー補充の警告が出たとしても、青森に戻ってからアドブルーの補充をしても大丈夫なわけですよ。数字上ではね。(九州最南端の佐多岬から本州最北端の大間までは2,167km)
私は、前回は総走行距離32,038km(2020年10月30日)の時にアドブルー補充をしています。
ということは、約半年で13,500km走ったわけですね。けっこう走ったな・・・。
アドブルーの燃費は?
“燃費”という言い方はおかしいかもしれませんが、アドブルーって1リッターあたりどれくらい消費するのでしょうか?
アドブルーの消費量は、車種や走り方にもよるようですが、一般的には1リットルあたり1,000kmが目安と言われています。
トヨタのホームページには、700kmくらいで1リットルを消費すると書かれてたりします。(リンク切れ)⬇︎
こちらのプジョー308⬇は、1リッターあたり1,297kmという計算をしています。
アドブルーの消費量は乗り方によっても変わってくるようですが、少なくともトヨタ車よりもプジョー車の方がアドブルーの消費率は少なそうです。(プジョーの方が燃費が良い)
ディーラーでアドブルーを補充すると高いんです・・・
前回はディーラーでアドブルー補充をしてもらいましたが、料金がめちゃくちゃ高かったです。
アドブルー10Lで3,080円、工賃3,960円、合計で7,040円(税込み)でした。
(※2021年時点の金額なので、今ではもっと高いと思います。)
アドブルー10Lが3,080円というのはまだいいとしても、工賃が約4千円というのはいかがなものでしょう?
だって、軽油の給油口のすぐ隣にあるアドブルー補充口から入れるだけですよ・・・・。
手間としては軽油をセルフサービスで給油するのと手間や時間はほぼ同じ。
フルサービスのガソリンスタンドで、燃料費とは別に給油手数料を4,000円取られているような感じでしょうか。
多分、ディーラーとしてのミニマムの工賃(30分間相当?)を事務的に請求しているのだと思いますが、給油口から注ぐだけなのですから、それくらいの工賃はサービスしてほしいところです。もしくはせめてオートバックスのオイル交換工賃(非会員の場合)と同じレベルの550円とか。
ということで、今回はネットでアドブルーを購入して、自分で入れることにしました。
節約、節約!
購入したのはこれです。SCHATZというメーカーのもので、国産のようです。
5リッター入りが4個(20L)で4,000円です。送料も無料!(2021.4.27現在)
ということは10リッターあたり2,000円なので、アドブルー代金だけでもディーラーより1,000円安いわけです。 さらに、注ぐだけの工賃約4千円も節約できるわけです。
なので実質5,000円安くなるということになります。
そして残ったアドブルーはまた次回使えばいいと! アドブルーの保存期間がどれくらいなのかはわかりませんが、このペースだとまた半年〜1年以内にアドブルーを補充することになると思いますので。
ちなみに、20リッター(5L X 4個)買うよりも10リッター容器1つを買ったほうが使いやすいです。⬇︎
今回は、もしかしたら15リッター入れるかもしれないと思って20リッターを買ってしまったんですが、冷静に考えてみれば、アドブルー補充のお知らせが出るたびに10リッターずつ入れていけばいいんですよね。
まあ、このペースだとまた一年以内にアドブルーを補充することになりそうですし。
アドブルーの保存期限や保存方法は?
ところで、アドブルーって保存期限とかあるんでしょうかね?
今回届いたアドブルーは、箱にも中の容器にも製造年月日や使用期限などは書かれていません。
メーカーのホームページによると、有効期限による品質劣化はないものの、保管温度によって推奨期間が変わるとのことでした。↓
これを見ると、なるべく低温での保管が望ましいようですが、自宅内保管なら1年〜1年半くらいは問題ないようです。 でも、どこにも製造年月日が書かれていないのに、どうやって判断すればいいんだ?と思いましたが、この商品はメーカーから直送されてくるので、到着日を基準として考えれば良いのでしょう。
アドブルーはどれくらい入れればいい?
プジョー3008 BlueHDiのアドブルーのタンク容量は17〜18リットルだと聞いています。
しかし、自分で入れる場合、ガソリンスタンドのような自動ストッパーが付いているわけではないのでどれくらいの量を入れたらいいのかわかりません。溢れないように給油口を見ながら満タンになるまでゆっくりと補充するしかない???
いえいえ、アドブルーは無理に満タンにする必要はないんです。
アドブルーは残量が減ってきたら(残り走行可能距離が2,400km以下になったら)ちゃんと残量警告が出るんですから。
アドブルーの残量警告灯が出た時点で10リッターは入ることは間違いないので、残量警告が出るたびに毎回10リッター入れておけばいいんです。
ということで、今回は10リッター(5リッターパックX2個)だけ入れることにしました。
入れてみます! ドキドキ!(アドブルー取扱い上の注意)
初めてのアドブルー注入! なんだかドキドキします。
そう言えば、”アドブルーは肌に付くとよくない” という話を聞いたことがあります。
このサイト↓では、できれば保護具着用、作業後は手洗を励行しなくてはならないと書かれています。
しかし、このサイト↓では「人体に付着しても特に害はない」と書かれています。
うーん、どっちが正しい?
まあ、なるべく肌につかないように気をつけて、作業後はしっかり手を洗うようにすればよいのです。
注入シーンを動画にしてみましたので、どれくらい時間がかかるのか、どうやって入れるのか、ご参考ください。
驚くほどに簡単!
すんなりと補充できました。 ちょっと身構えすぎたか(笑)
セルフガソリンスタンドで自分で給油するのと同じ感覚です。
というか、トータルの時間で考えると、ガソリンスタンドで、空に近かった軽油を満タンにするのと同じくらいの時間です。
いやー、これなら今後アドブルーは自分で補充しますよ。
オススメのAdBlueは?
“お勧め”とは言っても、私は今回初めてAdBlueを買ったんです。
今回買った『SCHATZ(シャッツ)』のAdBlueは国産品で、メーカーの工場から直送でした。
梱包もしっかりしていたのも良かったです。
メーカー直送なのに注文から到着までに5日かかったので、もしかしたら倉庫在庫を発送しているわけではなく、その都度製造してから発送しているのでしょうか? まあ、急を要しないので、それくらいは待てましたけど。 急いでいる人は納期に要注意です。
メーカーのホームページによると、このメーカーではアドブルーを気温10度以下で保存しているようなので、品質も間違いないと思います。
ちゃんと専用注入ノズルが付いているのも良かった!!! この商品は一箱一箱にノズルが入っています。
業務用だとノズルが付属しない商品もあるようなので要注意です。
5リッターパックを買った方が良いかも。
入れてみて気づいたんですが、5リッターパックを買ってよかったと思います。
5リッター容器はあまり重くないので注入がしやすいです。
10リッター容器は重いので注入しにくいのではないかと思いました。5リッター容器だと女性一人でも楽に入れられると思います。
しかし、5リッター入りを2個買った場合は割高になり2,800円するので、5リッター入り4個4,000円を購入したほうが良いと思います。 残り2箱は保管しておいて、次回に使えばいいんです。
保管場所がない場合は、10リッター入り1個約2,000円を買うほうが一番安いので、それを買って一度で使い切るのもいいと思います。 しかし、10リッターだと、先にも書いたように容器が重くて注入しづらいかもしれませんけどね。 でも、2回注入する手間が一度だけで済みますので、時間短縮にはなります。
こんな感じで、アドブルーは自分で買って入れたほうが安上がりで、しかも簡単です。
私の車はプジョー3008 GT Blue HDiですが、他メーカーや車種によってはアドブルー注入口が入れにくい場所にあるかもしれませんので、あらかじめ自分で注入口を確認してからアドブルーを購入したほうがよろしいかと思います。
素敵なカーライフを!
(追記:後日10リッターパックを買って入れてみたのですが、一人だと10リッターパックは少し入れづらいです。男性1人でも10リットルパックが精一杯なので、20リッターパックは一人で入れるのはちょっと無理かもしれません。5リッターパックをお勧めします!)
コスパを考えると10リットルx2箱ですね。
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